2011年 09月 30日
Schloss Neuschwanstein |
ドイツ2日目
ずーっとずっと願っていた夢が叶いました。
夢みたい!!
ディズニーランド「眠れる森の美女」のお城のモデルにもなった
憧れの「ノイシュヴァンシュタイン城」
フランクフルトからだと遠すぎて訪れるのは無理かなーとあきらめていたのですが、
お城までの日帰りツアーがある会社を見つけ、予約していく事にしました。
ほとんどが移動時間ですけどね
この日のお客は、私達2人のみ
そして、運転手+ガイドのアマン
3人で13時間ほどの長旅のはじまりです(笑)
アマンは、ドイツ語と英語を話すのみ
英語が話せない私は、2人の楽しそうな会話に入れず。。。 ショボボ―ン
なんか男同士2人で、とーっても楽しそうでした。
途中にキレイな湖の傍を通りがかった時に、すごくキレイだね!と言ったら、
少し時間があるからと、ボーデン湖へ寄り道してくれたり、ヒュッセンの町へ寄り道しながら、
お昼過ぎにお城のふもとホーエンシュヴァンガウへ到着しました。
まずは、ここでお城入場のチケットを購入して、
お城入口までは馬車かバスか徒歩で行かなくてはいけません。
チケットには、入場時間が指定されてて、
やはり観光地。2時間ぐらい待たなくちゃいけなかったのですが、
お城入口までは、馬車で20分~25分 バスで10分~20分かかるとの事。
馬車待ち、バス待ちの行列ができていました。
私達もその行列に並ぶものだと思っていたら、
アマンが、「私達には時間がたっぷりあるから、お城まで徒歩で行きましょう」と。。。 マジですか~(苦笑)
ガイドブックによると徒歩だと山道を40分~45分となっているじゃないですかーーー!!
結局、アマンの言う通り、徒歩でお城を目指すことになっちゃって、
それが、アマンの知っている近道で、20分ぐらいで到着しちゃたのはよかったのですが。。。
もっのすごい急な坂の山道で、まさかドイツに来て登山するなんて思ってもみなかったよー
「very tired 」とアマンに何度も伝えてみたけど、アマンは笑顔。。。(笑)
お城入場まで時間がまだまだあったので、お城を眺められるマリエン橋へ連れて行ってもらいました。
↑写真は、橋の上から撮ったお城
←こちらは、お城側から撮った橋の写真
この橋、所々沈むところが何ヶ所かあって、
もう怖いのなんのって!
オマケに、大柄な外人さんばかり
重量オーバーじゃないよね?とか、
ハッキリ言って景色を楽しむ余裕はないです。
この時アマンは、橋の前から
「行ってらっしゃーい」と手を振っていたっけ?!
その時も、やっぱり笑顔のアマン(笑)
さてさて、やっと順番が回ってきて、お城の中へ
崖の上に、こんな立派なお城を建ててしまうなんて、
昔の人はすごいなぁーと感心するばかり。
お城の中もすごく豪華で、
一気に中世へタイムスリップです。
お城の中は、撮影禁止なので
残念ながら写真はありませんが、
お城からの景色は撮ってきました。
ルートヴィヒ2世は、
こんな長閑な景色を眺めながら
生活をしていたのかなー
こんな大きなお城に一人で、
孤独じゃなかったのかなーと、
思う事はいろいろです。
このお城は、
ルートヴィヒ2世が少年期を過ごしたと言われる
ホーエンシュヴァンガウ城
湖は、アルプ湖
エメラルドグリーン色がキレイな湖です。
ミネラルを多く含んでいるから
こんな色なんだとアマンが言ってました。
白鳥もいましたよ。
山を越えると、スイス・イタリア・オーストリア
あぁー行きたいなぁー
お城から出て、今度は滝を見に行こう!と言いだすアマン
彼も行く気満々!!仕方ない。。。ついていきますよーと行ってみれば、
どんどん下り坂?!っていう事は、
引き返すのに登ってこなくちゃいけないよね?と自問自答しながら、
今度はマリオン橋の裏側を下っていきました。
とても気持ちの良い場所で、マイナスイオンがいっぱい!!
途中の川岸では石が積まれていて、アマンにこれは何?と聞いたら、
願い事をするんだ!と言ってました。
彼と私はすぐに青森の恐山を思い出しちゃったけれど。。。
この後、どんどん下って
結局は、帰り道だった事がわかってホッと一安心
日本のツアーで来ていたら、ぜったい馬車かバスで戻っているところでしょうが、
とってもハードなツアーだったけれど、澄んだ空気にキレイな景色に
カランコロンと放牧されている牛のベルの音が聞こえてきたり、
アマンのおかげで、とってもいい思い出になりました。
帰りはオーストリアの国境近くの滝に案内してくれたり、
なんだかアマンが私達に素敵な場所を見せたくて仕方ないっていう感じで
その様子がちょっぴり可笑しかったり。。。ぷぷぷっ
フランクフルトへ向け、またアウトバーンで戻るのですが、
帰りは、速度150km/h出てましたから~ ひぇーーー!!
いくらベンツが頑丈とはいえ、これで事故になったら死んじゃうよーと
ドキドキして居眠りできず、
横を見れば、大きな口を開けて寝ている人が。。。 信じられないっっっ
遅くなって物騒だからと、帰りはホテル前まで送ってもらい、
アマンには、感謝の言葉を沢山伝えてサヨナラしました。
なんか13時間一緒にいただけなんだけれど、
あのアマンの少年のような笑顔が忘れられない彼と私なのでした。
by petitatelier4
| 2011-09-30 16:18
| 旅行 *ドイツ